高ゲタ

いろいろな方の指摘にあるように、R1200GSに限らずBMWバイクは、サイドスタンドの時に大きく傾きます。ドイツが右側通行だからとか、サスストロークが大きいからとかいろいろ言われています。

・見ためが倒れそう

・荷物満載時の引き起こしがたいへん

等の理由で装着することになるのですが、しばらく高ゲタ装着には至らなかったのです。その理由は、タンデムをよくするからです。

タンデムでの乗り降りの際･･･
私はまたがったまま両足で踏ん張って、タンデマーはステップにのっかって乗り降りしてもらいますが、一応保険の意味でサイドスタンドも出した状態で行います。この時のサイドスタンドと地面のクリアランスがあまりないのです。長男は体重78Kgほどありますので、両足できっちり踏ん張れるように、乗り降りの際はESAを１人乗りコンフォートにすることもあります。２人乗った状態ではそうすると、ますますクリアランスがなくなってきます。もし片方がつっかえた状況で重みを支えるのは至難の業です。

こういう理由もあって、この長さなのかとも思ったりしていたのですが、ふと出先（かなり遠方）で立ち寄ったディーラーにいっぱいあったので、ついひとつ購入しました。

ここでも、貧乏くさいですが、薄ゴムをかませています。





マフラーやメインスタンドとのクリアランスは全く問題ありません。





付属品はビスだけでしたが、スプリングワッシャーとワッシャーを使いさらに、ネジロック材を入れて取り付けています。またスタンドと高ゲタは強力両面テープ（極薄外装用）にてくっつけてもいます。



【感想】

・確かに傾きは少なくなり、道路の左端に止めた場合に倒れそうな不安がなくなりました。

・荷物満載時のまたがってから片足で起こすような場合も楽になりました。

・ある程度接地面も広くなったので、未舗装路で板などをはさまなくても大丈夫そうです。

・心配したタンデマーの乗り降りの際の地面とのクリアランスは、セーフでした。

・未舗装含め500Kmほど走りましたが、ネジのゆるみ等は発生していません。

・重さは量っていませんが、かなり重いです。