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2009年8月21日 (金)

B+COMのスピーカーをヘルメット内蔵に

ついに着手してしまいました。

原状復帰をもっとうにいろんなものを取り付けてきた私にとっては、ある意味、後戻りできないこの手のことは、あまり気が進まなかったのですが、この前、急になにやら挑戦してみたくなりました。

SPだけ買い足して、シューベルトJ1と純正エンデューロと両方に取り付けしました。めくってみて、2つのヘルメットは、もともと親戚関係にあるということがよくわかりました。

まず、最初にしたのが、シューベルトJ1です。途中の作業で一部、自分的には大失敗したところがあり、写真を撮る余裕はなかったのです。

その2日後に、純正エンデューロにスピーカーを取り付けました。

一度、J1で練習?したから、こちらは結構楽勝でした。

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まず、あごの部分(口元のエアダクトの裏)を抜き取ります。私のは購入直後からこれはくっついているかんじはなく、両サイドからはさまっているように付いていました。前側と左右の黒のはがれ方を見ると、もしかしたら、本来はヘルメットに接着されているものかもしれません。

Imgp8366

あごの部分を抜き取ると、チークパッド(耳当て)の部分は、簡単にはずれます。(あごヒモとそのパッドはあらかじめベルトからはずしておきます。)

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内装の布を押さえるように大きめの黒の薄い布が、かぶさって貼ってあるので、それを丁寧にはがします。

Imgp8373

さらに黒の内装そのものを丁寧にめくります。
多くの方が、この作業を丁寧にめくるということで、すんなり書かれていますが、J1の時は失敗しました。このエンデューロでは、さほど苦労せず(というかJ1で経験したのでコツがわかったかも)はずせましたが、少し注意事項を書いておきます。

・シューベル的にいうチークパッドは白い発砲スチロールに、薄いスポンジがついたベルベット風の黒布が、シューベルトは両面テープで、純正エンデューロは接着剤で、それぞれついています。

・薄いスポンジはあくまでも黒布にくっついているものです。

・ところが、接着力が強いので、ところどころグレーのスポンジが発砲スチロール側に残ります。

・これを完璧に、黒布にスポンジが100%ついた状態でめくるのは不可能です。

・シューベルトの時は、なんとか黒布側にスポンジが残るようがんばりましたが、一部途中で発砲スチロール側に残りました。この一部スチロールに残ったところが、ちょうどSP取り付け部分だったので、無理にはがそうとしたら、両面テープが丸まって、段差ができました。やむなくその部分のスポンジを切ってしまいました。

・ここで、ポイントですが、体に触れない、ヘルメットのパーツ同士が当たる面での、黒布についている薄いスポンジの有無や、ズレは、実害がないので、気にしないようにしました。

・そのかわり、顔や頭部に当たるところは、限りなく元の内装状態になるようにします。

・そのために、顔が触れない領域で、スチロールにこびりついているスポンジを、はやめに切ったりすることも含め、先を考えながら作業します。

・そういう割り切りの考えの方が、実際、顔に当たるところの黒布のスポンジが黒布についた元の状態を維持することが容易になります。

※シューベルトJ1は、発砲スチロールにSPのへこみがあるのですが、その部分に内装をとめる両面テープがあります。これまで外付け(ヘルメットの内装に対してという意味)で、スピーカーを付けていたので、その際、外付けSPを付けるための両面テープがくっつくように、外から思いっきり押さえつけてたこともあって、一番注意しなくてはならないSP部分のヘルメット内装スポンジが、強力にスチロール側についていて、うまくはがせず、一部欠落という結果になってしまいました。

★純正エンデューロにもどると・・・

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めくったところ(ちょうど耳の当たる部分)に、クリーム色のスポンジがあるので、それをはがします。

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こんな形のものが、耳の当たるところに付いています。

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すきまから、スピーカーを押し込みます。クリアランス的に、いけるので、SP用のスポンジを付けたままにしました。SPの固定は、両面テープ等を使わなくても、ビーコムのSPの場合は、少し大きめのSPなので、必然的に収まりのいい、ずれないところにはまります。さらに、スポンジとスポンジなのでほとんどすべりません。

※私の場合は、比較的、耳が顔にくっついている方なので、このクリアランスで特に問題ないです。但し、長時間を試してないので不安でもあります。

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ビーコムSPの元々ついているベルクロのオスは、はがしました。こんな薄いものでも、付いているのとそうでないのとで、耳に当たる感じが、かなり違いました。(やはり2度手間しています

Imgp8369

スピーカー取り付け終わって、内装を元に戻しました。念のため、テンションかかりそうなところは、得意の弱粘テープで補強しました。基本的に、組み立て後はどこからも見えなくなる位置です。

後は、はずしたパーツを元通り組み立てるのですが、布に穴開けたりするのがいやなので、コードが少し遠回りになり、SPの左右をつなぐコードが外回りではとどきません。

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ヘルメット後部の内装をめくって、その中で、コードはショートカットさせました。

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本体も、そんなに無理しなくても普通にはさめて、取り付け完了です。

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コードの取り回しと本体取り付け部分です。

エンデューロの方は、1Hもかからずに、作業できました。

長時間の使用で支障があれば、SP用のスポンジをはずす、それでも支障あれば、ヘルメットのスポンジを少しえぐることになるでしょうか。。。

【シューベルトJ1の場合】

・基本的には、このエンデューロヘルメットの作業と同じですが、とにかく私の使っているJ1は、内装のスポンジがスチロール側にこびりついているところが多く、黒布はがすのに、かなり苦労しました。

Imgp8381

シューベルトは、両面テープで内装がついているので、黒布はずすときに、上のような車の内装はがしをつかって、発砲スチロールと両面テープをはずすようにすると、作業が少しましになりました。

・シューベルトには、プリセットでSPをはめる型どりのへこみがあるのですが、B+comのSPより小さいので、その部分のスチロールを削ってピッタリ収めたくなります。下のはデザインカッターと呼ばれていて、そういう作業の時に便利です。

Imgp8382

刃先はこんな形になっています。これであらかた削って、ヤスリではなく、弱粘着テープを貼りつけては剥がしてを何度か繰り返す、意外と簡単に平らなSP取り付け溝ができました。

※シューベルトの方は、チークパッドのオプション販売があるので、原状復帰のために、予備品として手配したいのですが、カタログには、「交換は設定店のみで扱う」とあったので、パーツとして買えるかどうか少し心配です。

J1では、このめくるところで、内装生地に付いてはずれるべきスポンジが、白の発泡スチロール側にこびりついて、その切り離しをするポイントを失敗しました。

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コメント

ブルーベアさん
急に何かにとりつかれたようにヘルメットへの埋め込みを2つ続けてやってしまいました。
おそらくきっかけは、J1の方にほんの少しですが、キズがついたことと、
ブルーベアさんのささやき・・・(?・?)

今日、半日ほどですが、J1+B+comで走りましたが、非常に快適でした。
ヘルメット脱いだとき、かぶるとき、いつも気にしていたSPを全く気にしなくていい!
そしてかぶった後、これまでならSPによって、「耳のすわり」が良くない時もあって、
無理やり顔の横から指をつっこんで調整したり・・
脱いだり、保管するときも、SPがはずれないか気にしたり・・と
思い切って、内蔵にしてみて、ほんとうに良かったです!!

投稿: たーぼっく | 2009年8月23日 (日) 22時57分

こんばんは、ブルーベアです。
とうとう現状復帰に禁を破りましたね・・・・(*^^)v
ヘルメットは、消耗品ですから強度が極端に落ちなければ、快適にする改造は有と思います・・(*^^)v
スピーカーは、完全に埋め込んだ方が耳が痛くならないと思います・・・(^。^)
先日、四国ツーリングで6時間ほどかぶっていましたが、耳が痛くてたまりませんでした。
個人差は、有ると思いますが、私の場合・・・(T_T)
今度、時間が有るときに、再度スピーカーの穴をもう少し深くしようと思います・・・(*^^)v

投稿: | 2009年8月23日 (日) 19時24分

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