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2010年11月21日 (日)

ライディングクリニック

山田純さん講師のライディングクリニックに行ってきました。

たまにこういう機会があると、なんとなく今までのバイクライフを振り返り、これから先のバイクライフを改めて見渡すというか・・・うまく言えませんが、いろんな意味でリフレッシュできました。

P1030458

集合の15分前に、開始予定の45分前でしたが、最終の到着でした。

今回は(といっても初めての事ですが)座学2H、走行2Hのクリニックです。



■座学

リスク少なく
楽しく
末永くのれるように・・

そのためのポイントとなるのが次の5つ

1.正確な自己評価

2.リラックスライディング

3.目線(先を見る)

4.イメージトレーニング

5,適切な休憩

それぞれについて、わかりやすく、ははぁ~んという話もありました。

少し抜粋すると・・・
時速○○kmは、×0.3で 秒速○○mになるという簡単な式
つまり、60km/h→60×0.3=18 約18m/sという具合です。
人間の反射速度とバイクの動作時間は、いずれも瞬時に反応しないので、空走時間が0.5+0.5で約1秒、安全マージンを考えると3秒、なので目線もその時の速度に応じた3秒先・・という話です。たぶん無意識にできていることととは思うのですが、理詰めの説明がつくと、ぐっと遵守意識が深まるものです。

こういういろいろな話をきいていると、自分なりに考え及んだこともでてきます。この部分がリフレッシュとでもいえるとこなのですが、講師の話にはなかったことで思ったことは・・・
個人的には、適切な自己評価より、安全運転の要は、謙虚な自己評価のように思ったりしました。
また、最近の自分が忘れがちなのは休憩かも・・これまた個人的な意見ですが、休憩したいと思った時は、もうすでにかなり疲れているかもしれません。そうなる前に休憩するのがポイントかも。ちょうど、喉が渇いたと感じたら、既に軽い脱水症状になっているので、喉が渇く前に水分補給をするといいといったニュアンスと思います。
後、イメージトレーニングのところでは、まわりの車や自転車、歩行者、これらのこうなるかもしれないというイメージを常に膨らますという話でしたが、予想だにせぬ相手の動きの時が最も危険であり、これまた個人的な意見ですが、こういうときは、こうなるかもと思うことは大切ですが、こうなる(ならない)はずだと決めつけるのが、もっともよくないことと思いました。こういうなんでもあり・・の一般公道(本来は皆がルールを守るはず)の場合、一番の安全マージンは「どうぞどうぞ・・」ではないでしょうか。。




■実走行

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冬用ウェアだと暑いくらいのコンディションでした。

曲がり方とブレーキングの2本柱+アクセルONでのRブレークの内容でした。


※4つの曲がり方

あくまでもアクセル一定の前提で、スラロームをします。

1.ステップワークによるもの

2.膝の押さえ込み(ニーグリップ)のよるもの

3.上体の動きのきっかけによるもの

4.ハンドル操作、いわゆる逆操舵によるもの

実際には、1~4を全部組み合わせて、無意識に走っているのですが、若い時から乗っていると、シチュエーションによって乗り方が決まってきます。例えば、ワインディングでも上り下りRのきつさ・・車線変更、交差点、急な進路変更・・・だいたいこういうときは、こうみたいな乗り方になります。というか私はそうです。

今回の会場に用意されたスラロームなんてものは、私は迷わず腰からしたで、バイクを踊らすリーンアウト気味でアクセルワークのリズムで走ります。最終的にこれが一番リズミカルになるので、そうするのですが、今回おもしろかったのは、このスラロームを上の1~4でそれぞれ分けてやってみるというのがテーマでした。アクセルは一定で、ステップだけで、ニーだけで、上体だけで、逆操舵だけで、当然曲がり方は若干変わってきますが、曲がること自体には変わりありません。これらそれぞれ4つを別々にすることで、例えば、身体のどこかが疲れていると感じているとき、そこを使わない曲がり方で乗るとリラックスにつながるということです。
確かに、こういうカーブは、こういう乗り方が気持ちいいと1つに絞らず、いろいろな乗り方で楽しめることは、最大の余裕になるかもしれません。

実際、やっていてこの講習の真意がわかったのは終盤になってからでした。

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逆操舵?でコーナーに入る講師


※ブレーキ
基本的には、急制動とじんわり制動で、目標ポイントにきっちり止まるということです。苦労されてた方も多い中、私はたまたま5本全て完璧でした。


※アクセル+Rブレーキ
ぎくしゃく感をなくすため、或いは後輪のグリップを高めるために有効な方法ですが、私なんか貧乏性でリアのパッドが・・ともったいないと思ってしまいます。それにASCも付いているので・・・


短い間でしたが、少し考えに余裕みたいなものが芽生えるいい機会でした。ただ講師も別のところで言っていたことですが、基本的にはバイクはスキーと一緒で、見た方向に行きます。行きたくないところを見ないようにするのが、基本中の基本ですね。。

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コメント

asuさん

はじめての機会でしたが、いろいろ考えるきっかけになりました。
多分、若い時から乗っている人は公道におけるテクは問題ないと思いますが、
レベルの違う人たちそれぞれが、それなりにためになる内容でしたよ。
只、値段的には微妙かもしれません。

投稿: たーぼっく | 2010年11月24日 (水) 12時17分

ライディングスクールは、いろんな意味で有意義だったようですね。
以前スクールを受けた友人から、私の乗り方は全く問題ないと言っていたので、未だ受けた事がありません。(笑)

投稿: バイク好きasu | 2010年11月23日 (火) 21時59分

ブルーベアさん

アスファルトの上ならまだなんとか走れるようです

この講習を受けると、次はシーズン2として
実際に、走りながらアドバイスもらえるツーリングに参加できるそうです。

投稿: たーぼっく | 2010年11月22日 (月) 12時35分

私はたまたま5本全て完璧でした。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
さすがですね!!
GSで距離を走るといろいろな走り方を
自然としているんですね・・(*^^)v

投稿: ブルーベア | 2010年11月22日 (月) 08時45分

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