ミクスチャーのL/Rバランス
先日より、1人ワァーワァーと言っているミクスチャーのL/Rバランスの不揃い問題ですが、とりあえず対策ができました。
少し、というか、かなりややこしいですが、このシリーズは、ナビとかレーダーの機器の音量のことを問題にしているのではありません。
ナビもレーダーも無音状態で、機器接続をすると、その時点で、音楽のL/Rのバランスがくずれてしまうことを改善しようとしています。
ふと思ったのは、サインハウスのレーダーでの組み合わせにすると、この問題は起こらないのかも・・
でも、まあ今の自分の環境では起こっているので、少しがんばってます。
ミクスチャーのLchにレーダー、Rchにナビをミックスすると、LchのみがBTL対応のため、結果としてRchにナビをつなぐと、ナビ無音状態でも音楽のRchレベルが半減してしまいます。
この対策のため、抵抗入りケーブルを調達して・・・と書いていました。
一般的な抵抗入りケーブルは、LINEレベルをMICレベルに下げるものなので、それではナビの音が全く聞こえなくなってしまいます。
なので・・・
VOL調整付き延長ケーブルにしました。
さすがに、モノラルタイプはなくステレオタイプになります。
可変抵抗で、Lch接続時の音楽Lchレベル落ち込み具合と、Rch接続時の音楽Rchレベル落ち込み具合を一致させることができるはず!?です。
この無段階のスライドでVOLを調整(抵抗値を変更)できます。
この種の延長ケーブルは、ビクターとオーディオテクニカから出ていますが、ビクターの方が、調整スライドSWの動く幅が大きくて、動かし易かったので、そっちにしました。
この用意したVOL付ケーブルをナビのイヤホンジャックにつないで、ステレオ→モノラル変換してミクスチャーのRchへ入力すると・・・
◇VOL最小にすると、音楽のRchの落ち込みは全くありません
◇VOL最大にすると、VOL付ケーブルを使わない時と同じで、
音楽のRchレベルが半減します。
中間くらいで、だいたいLchのレベル落ち込み具合と同じかんじですが、せっかくなので、ある程度同じレベルに追い込みます。
このように、音楽をステレオにつなぎ、ナビoutを2分岐し、LchとRchの両方に接続します。RchはVOL付ケーブルを間に入れます。
同じ機器を割って、L/Rが同じレベルで聞こえるようにすると、音楽のL/Rの落ち込み具合も一致するということになります。
BTL対応で高レベルを下げているLchと同じだけ、RchはVOL付コードのスライドSWを動かして抵抗を入れるという、調整します。
※VOL調整で、真ん中よりやや低めのところで、問題のバランスはとれました!!
Rchのつなぎとしては、こんなかんじです。
これで、音楽のLRのバランスはきっちりとれました。
が!やはりこうしてしまうと、ナビ音声のレベルが当然低くなります。
ナビには画面があるので、なんか案内があれば、パッと画面見てもいいような・・
でもきっちり聞こえるにこしたことはありません。
そこで、今度はナビoutにヘッドホンアンプなるものを投入ということになります。
あるいは、L/RのPANがついたプレーヤーを買い足しってことになるのでしょうか。
この問題が気になって真っ先に浮かんだのは、音楽プレーヤーにL/RのPAN機能があれば、少々S/NでL/Rに差がつくものの、音楽なっている分には気にならないし、それで解決!ということでした。
ところが、今時L/R PANなんて機能の付いたプレーヤーは売ってないようです。私の知る限りでは、ビクターのalneoXA-V○0シリーズとコウォンのiAUDIO7くらいでしょうか。いずれも現在は発売されておらず、一部のネットショップでは見かけますが、廃盤直前のバーゲンプライスを知るものとしては、全く購入意欲が沸きません。。
ということで、次回はFiioE5というヘッドホンアンプで試してみたいと思っています。。でも、FiiOは16Ωヘッドホン対応なので、効果はないでしょう。。
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