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2013年8月20日 (火)

GSとADVの違いpart2

ADVに乗り出した頃、両車の違いについて、最初の印象として書いたのですが、今回は、もう少し走ってみて、特にバンク時に感じたことに関して、違いを少し書くことにします。

ADVとの差の前に、GSどうしのことを少し・・・
GSの方は、OHCとDOHCのいずれも空冷についてで、
この2つでは、サスの堅さ(OHCがSHOWA、DOHCがWP)によるものと思われる味付けの違いこそあれ、バンクでの挙動とかの印象では、ほんとんど差を感じることはなかった。

バンク中のギャップがあっても、乱れることなく、バイクがうまく受け止めてくれる安心感のようなものがあり、それはこの車両とつきあい続けている最大の要因でもある。

一方ADVについては、
やはりタンクの重さから、バンク時はちょっと内に倒れていく印象が少しある。
あくまでもGSと比べてであり、ADVも基本的にはとても安定しているバイクであることは確か。
タンクの重さの違いが関係していると思えるのは、タンクが満タン時と半分くらいになってからと、コーナーの走り易さが少し違うと感じたからであり、自分にとってはタンク半分以下くらいの時の方が、曲がり易く感じるのである。

GSとADVのそういう微妙な挙動の違いの中で、どういう時に一番違いを感じたかというと・・・

コーナーを旋回中に、道と平行(進行方向に沿って)段差がある時、
つまり、進行方向に平行に車線内で舗装をやりかえたようなところで、その段差になっているところを通ってしまった時。
(図で示すのは面倒くさいので、文だけで・・・)

この手の段差に乗ってしまう時って、わずかなタイミングの差こそあれ、前輪と後輪がほぼ同タイミングでギャップを拾っている。
そんな時でも、GSの場合は、何事もなかったかのように抜けていくのだが、
ADVの場合は、先の重さによるクセの違いもあってか、一瞬さらにぐらっと内に倒れ込もうとする挙動を感じる。なので、そういう路面では、ADVになってから、かなり慎重に走ることにしている。

一方、ちょっとしたギャップや、進行方向に対して垂直にある段差などに対しては、前輪と後輪が順番にギャップを拾う、或いは、どちらかの車輪だけ拾うことになり、その場合は、GSとADVの差はほとんどなくなり、どちらも破綻なく、すんなりと通過してくれる。

現在ADVのタイヤは、ツアランスEXPであり、GSの方も極力ツアランスEXPを履いていた時の印象で比べてみたつもり。
ただし、ADVはスポークだが、GSはキャストホイールだった違いがあり、この差分によることもあるかもしれない。。
それと、明らかな違いとして、GSの頃より、ADVの方がペースダウンして走っているので、倒し込みながらアクセルあけ気味にする具合は、GSの頃の方がどちらも多めで、これがバンク時の安定した状態の差に影響あることになっているのかもしれない。。

なんとなくまとめると・・・
何かしらバイクが傾いている時の、ギャップとか予期せぬ外力に対する反動というか挙動は、ADVの方がGSに比べて少し大きく感じる。それが前後輪同時ならば、なお大きく感じてしまう。
車体が傾いてなければ、サスストロークの違いからか、GSとADVの挙動の印象は逆になり、ADVの方が懐が深いという印象になることも付け加えておく。

理詰めで行くと、当たり前というか仕様通りのことかもしれないが、実際に、それぞれでツーリングで走った時の素人なりの印象をまとめてみた。

水冷は、いろんなところが変わっているのだろう!!

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